C R A Chibo Racing Asociation
第7回ジャパンカップ(GI)
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Actual Condition 実況

アナ: 雨が残る東京競馬場。馬場は結局回復せず重馬場で行われることとなりました、今年のジャパンカップ。果たして人気馬が馬場をものともせず勝利を掴むのか、それとも意外な伏兵が馬場を味方にアッと言わせるのか。
さぁ18頭の本場場入場です。順に紹介していきましょう。

アナ: ジャパンカップへ返り咲きを狙うこの馬の登場です。昨年は惜しくも3連覇はならず1馬身半差の5着に敗れました。しかしさすがに実力馬、今年に入って天皇賞春を制し、まだまだ衰えはないことをはっきりとアピールしました。しかし同じGIとはいえ、この馬にはジャパンカップの方が重い重い称号のはず。絶好の1番枠から今日は逃げ切ってしまうのか!1枠1番はエアバード。馬主は梟博士さんです。

アナ: 僚馬・ラッツオーは先にマイルチャンピオンシップを制し、厩舎に初めてのGI制覇をプレゼントしました。これに続けとばかりに意気揚々と送り出してきたのがこちら。幾度となく掴みかけたそのチャンスはことごとくすり抜けて行ってしまいました。先にGI制覇を果たしたかったのはこちらかもしれません。先輩の意地を賭けて今度こそ射止めて見せます。1枠2番はサルジャスティス。馬主はラッツーさんです。

アナ: 京都大賞典4着、そしてアルゼンチン共和国杯3着と安定感はありますが、どうもあと一歩が足りない印象です。初めてのGI挑戦となった夏のCHIBOカップターフでは逆に惨敗。やはり壁というのが存在するのでしょうか。しかし今日はチャレンジャー。無我夢中で逃げてくれることを期待しましょう。2枠3番はアワヤノバメンッ。馬主は逃げ馬さんです。

アナ: やはり有馬記念2着の実績が光ります。それもあって期待された今シーズンでしたが、目だった成績はそれほどなく、ようやく京都大賞典の2着で存在を示すことができた程度。この時期が合っているということなのでしょうか。東京コースも昨年のアルゼンチン共和国杯勝ちもあり苦にしていません。雨を味方に逃げ切りを狙います。2枠4番はキングオブザスカイ。クライシスさんの持ち馬です。

アナ: デビュー当初は2000mを超えるような距離も使われていましたが、この頃は長くても2200mともっぱら中距離に徹していました。その甲斐あってCHIBOカップミドルを制し、まさにスーパーミドラーを地で行く馬になりました。となると心配されるのは久々のこの距離。しかもこの馬場では体力消耗も激しそう。どこまで我慢ができるかがポイントになりそうです。3枠5番はムーンクラフト。ディーン・ム−ンさんの持ち馬です。

アナ: 前走のアルゼンチン共和国杯は、激しい叩き合いを制して、わずか6戦目での重賞初制覇。確かに軽ハンデがものを言った格好となりましたが、実績馬を下したことは自信になったはずです。逃げ馬が固まって展開は厳しそうですが、この手しかないのです。前走の再現を期待しましょう。3枠6番はクルピエフィアー。馬主はクルピエさんです。

アナ: やや間隔を空けて、大歓声の中現れてきました。前走の天皇賞はこんなに強かったのか!と周囲を驚嘆させるほどの強さを見せ4馬身差の圧勝。完全本格化を印象付け、そして一旦リードされたかに見えた宿命のライバル・ファントムリターンを突き放す格好となりました。もうこのリードは詰めさせません。再び同じ府中の舞台で連勝、現役最強馬としてCRAにその名を刻み込め!4枠7番はカノッサルビー。馬主はGenuさんです。

アナ: 天皇賞には目もくれず、このジャパンカップ一本に絞ってきました。万全の態勢で今日まで来れましたが、陣営の願いもむなしく良馬場はおろか、晴れ間は見えることはありません。しかしその条件はどの馬も同じ。新潟記念を勝っているように得意の左回りで狙い済ました勝利を得ることができるのか!4枠8番はミートソース。馬主はまぐっちさんです。

アナ: 3000mを超えるような長距離戦を得意とし、まさにステイヤー中のステイヤーと思われていたこの馬ですが、前走は2000mで、しかも最高峰ともいえる天皇賞で連対を果たしたのだからビックリです。まさに絶好調とも言える状態で今度挑むのはこのジャパンカップ。もう何も遮るものはありません、あとはゴール目掛けて突っ走るだけです!5枠9番はモッチーファイター。常勝赤鯱軍団さんの持ち馬です。

アナ: 大いに期待され、レース直前で1番人気に変わり迎えた天皇賞でしたが、最後までいいところなく9着。やはりこの馬も忙しい競馬は合わなかったという事なのでしょうか。昨年はその天皇賞3着から、ジャパンカップを同着ながら制しました。今年はあの爆発的な末脚が期待できなくなったとはいえ、安定感で勝負してきました。したがって9着というのは下降線なのかもしれません。どこまで巻き返してくるのか、注目です。5枠10番はアンソニジュニア。馬主はあんそにさんです。

アナ: エリザベス女王杯では惜しくも3連覇の夢は砕け散りました。しかし牝馬とはいえ、この馬は牡馬と対戦するときの方が何倍も強くなっているように思えるのは気のせいでしょうか。何といっても春の締めくくり・宝塚記念では今回の面子のほとんどを負かしているのだから気のせいではありません。ここも牡馬を片付けてCRA年度代表馬へ!6枠11番はキタノオドリコ。馬主はかずやさんです。

アナ: 天皇賞では惜しくも4着に終わったとはいえ、2着との差はわずか。CHIBOカップターフを勝って以降、馬が一皮剥けてきた印象です。前走がまだ100%の力を出していなかった可能性もあります。狙うはこのジャパンカップとこの次の有馬記念のはず。スーパーステイヤーの名をさらに轟かすことができるのでしょうか!6枠12番はゼロスグランシップ。馬主はzerosさんです。

アナ: 僚馬、ゴールドタケは先週のジャパンカップダートで沈没。ターフでその借りを返しにきたのがこちら。これだけの実績を挙げながらもGIはまだ1勝のみ。距離的に期待された前走もやはり最後に脚が上がってしまい4着止まり。他のGIも2着は数あれどなかなか勝ちきれないのが現状です。CRAの元祖ともいえるこの勝ちきれない馬が最後の最後で変わり身を見せてくれるのか!7枠13番はタケファルコ。馬主はタケシさんです。

アナ: スーパーステイヤーはもう1頭いるのです。そう牝馬中長距離の最高峰レース・CHIBOカップフィリー&メアターフを制し、さらに秋のエリザベス女王杯も制したのですから、まさに女王、牝馬では敵なしの状態を誇ります。その勢いを駆って再び牡馬挑戦です。春の天皇賞では4着と肉薄する内容も見せたこの馬が、大変貌を成し遂げた今、どこまで戦うことができるのでしょうか!7枠14番はアンアンアン。馬主はハッピーさんです。

アナ: 場内から拍手が起こりました。そうです、前人未到のジャパンカップ3連覇を目指しているのですから、多くの期待を背負っての出走です。昨年、そして一昨年を同着ながらも制し、さらにデビュー2戦目に遡れば単独でも1回制しており、まさにこのレースは十八番といわんばかり。中山で行われた昨年も制したのだから決して東京巧者というわけではないはず。何がそうさせるのかは分かりませんが、とにかく目指すは3連覇。ここは譲れません。7枠15番はウィンドオブターフ。馬主は疾風怒濤さんです。

アナ: 天皇賞ではもっとも勝利に近い馬と目されていましたが、結局勝ち馬から4馬身離された屈辱の2着。そうなんです、勝った馬がカノッサルビーだったのだから悔しさも人一倍。リードしていたはずのその差がアッという間に逆転されてしまったのです。それを逆転するべく再度激突。果たして勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか。8枠16番はファントムリターン。イナテツさんの持ち馬です。

アナ: 春の天皇賞よりもさらに上を。これを目標にされてきましたが結果は惨敗。どうも夏以降の成績が奮わず、なかなか本調子に戻ってこない様子。秋には本格化というシナリオは大きく崩れてきてしまいました。あれから短い時間でどこまで建て直してきたのか。そして距離延長で春に見せたパフォーマンスにどこまで近づくことができるのか!8枠17番はフレイム。馬主はファウストさんです。

アナ: 最後の1頭です。秋に入って札幌日経オープンで初勝利を挙げ、続く京都大賞典では並み居る強豪を制して、今度は重賞初勝利。一気にGI挑戦かと思われましたが、あえて距離を重視してアルゼンチン共和国杯へ。これはハンデに泣いた格好となりましたがそれでも着差はわずか。今一番乗っているのはこの馬なのかもしれません。8枠18番はキンシンハイゴウ。馬主はなおやんさんです。

アナ: 以上18頭が馬場へと散っていきました。
相変わらずの混戦模様となっていますが、ここからは解説の大壷さんとともにレースを占っていきましょう。大壷さん、宜しくお願いします。

大壷: お願いします。

アナ: まずは馬場についてでしょうか。これほど悪くなるとは思ってもみなかったのではないでしょうか。

大壷: まぁ昨日もあれだけの雨でしたからね。仕方ないと言えば仕方ないのですが、ぜひとも良馬場でやりたかったところですよね。

アナ: 大壷さんはその馬場適性を考慮した予想となっているのでしょうか?

大壷: ここまで悪くなると皆同じでしょう。したがって強い馬は強いという見方は変わりません。

アナ: それでは本命に挙げられたファントムリターン、そして対抗のカノッサルビー。この2頭についてまず伺っていきましょうか。

大壷: またこの2頭の争いと見ているのですが、初志貫徹と言いましょうか、天皇賞と同じくファントムリターンを上に見ました。
調子自体はどちらも五分五分でしょうか、変わらずいい状態をキープしていると思います。天皇賞の4馬身差をどうみるかなんですが、あれが400m伸びれば逆転できるのではという感じです。ファントムリターンはオールカマーを勝って2200mまで経験、カノッサルビーは小倉記念の2400mを使っているとはいえ、どちらかというと距離適正はファントムリターンが上だと思います。
しかもファントムリターンは天皇賞で好位に控える競馬が出来たのがプラスですね。カノッサルビーも早めに上がってこれれば差はないかもしれませんが、有利なのはファントムリターンだと見ています。

アナ: なんだか微妙な感じですね。

大壷: 私もそう思います(笑)
どちらが勝っても不思議はないと思いますし、この2頭の一騎打ちになってくれると見ています。

アナ: ▲はタケファルコですが、いかがでしょう?

大壷: この距離は微妙なんですよねー。前走ですら粘れませんでしたから。ただ行きっぷりの良さが戻ってきたのは明らかですし、だいぶ復調してきたのではないでしょうか。ファントムリターンや内の馬との兼ね合いもありますが、自在性から行くとこの馬が抜きん出ています。どこまでかき回すことができるかに懸かってくるでしょうか。

アナ: おっと、早くもファンファーレのようです。
最後に気になる馬がいましたら何頭か挙げていただけますか?

大壷: 全馬選びたいというのが本音なんですが、アンソニジュニア、ウィンドオブターフの実績馬2頭を挙げておきたいですね。前者は距離が伸びてプラスですし、後者はこのレースになるとまったく違う馬になってくるという印象ですからね。キッチリ変わり身を見せてくれると思います。
もちろん、サルジャスティスやエアバードといった上位馬も要注意です。

アナ: はい、大壷さんありがとうございました。
ここからは実況音声に切り替えます。

実況: なんとかレースには雨は降ってこないようですが、馬場の方に目を移すと大荒れの東京競馬場。第7回を迎えましたジャパンカップ。芝2400mで争われるこのレースですが、ただでさえ過酷にも関わらずこの馬場。果たしてこのきつい条件を克服して栄誉を手にするのはどの馬になるのでしょうか。

実況: スタンド前のゲート入りは既にかなりの時間が立っていますが、まだ終わりません。残り2頭というところでアンアンアンが嫌気を出して、ゲート入りを拒んでいる様子。
しかし今目隠しをされて・・・・・なんとか入るか・・・・・いやまだだ。もう1回グルッと回って、さぁゲートの中へ・・・・・なんとか押し込まれて入りました。
中の馬もおとなしく待っています。最後にキンシンハイゴウ・・・・・これはすんなりと入って態勢完了・・・・・係員が離れて・・・・・

実況: スタートしました!
内からエアバード、そしてキングオブザスカイがポーンとまずは飛び出しました。この2頭以外は揃ったスタートとなりました。
外の方からはキンシンハイゴウでしょうか。さらにタケファルコも出を伺います。これに続いていくのがゼロスグランシップにアンアンアン。ウィンドオブターフも負けじと先行争いに加わっていくのでしょうか。外目はかなりごった返した様子となっています。内は前の2頭から離れてサルジャスティス、クルピエフィアーといったあたり。こちらはガランとした感じで後方組が多くなっています。

実況: まずハナを奪ったのはエアバードを抑えてキングオブザスカイです。スルスルとリードを広げて早くも1馬身、いや2馬身とどんどんペースアップ。2番手はそのエアバード。なんとかキングオブザスカイについていこうとしますが、その差は離れる一方。さらに内にはもう1頭、クルピエフィアーが続きますが、どうやら外の馬に交わされそうな気配。
その外からタケファルコが悠々と上がって、内に切り込んできます。先手は奪えませんでしたがまずまずの位置でしょうか。さらにこれに続いて行こうというのがゼロスグランシップ。その後ろをマークするような格好でピッタリついていきます。やや離れて大外からキンシンハイゴウも横切る形で内に潜り込んで行きます。

実況: アワヤノバメンッが続きます。前とは2馬身差、このレース唯一の未勝利馬です。その外につけたのがアンアンアン。このレースに出走する牝馬2頭のうちの1頭。スーパーステイヤーの称号も持っています。ウィンドオブターフがグッと手綱を絞って抑え込む形。かなり後ろへ下がってきました。
おっと真ん中から勢い良く上がっていく青い帽子。カノッサルビーです。カノッサルビーが1コーナーから2コーナーにかけてグーンと上がっていきました。注目の1頭です。 その後ろはピンクの帽子2頭が並んでいます。まずはフレイムが内、そして外には注目のファントムリターン。予想したよりもかなり後方の位置取りではないでしょうか。この馬とカノッサルビーの差はおよそ5馬身ほどでしょうか。

実況: その後ろからモッチーファイターが気合を入れられて上がっていきました。天皇賞2着馬がどういったレースを見せるのか。さらにその内、やや狭いところを抜け出してきたのがサルジャスティス。2馬身ほど離れているのがムーンクラフト。こちらはスーパーミドラーです。
おっと、向こう正面に出たあたりでアンソニジュニアがペースアップ。今日は我慢せず早め早めの競馬でしょうか。これに交わされたのが8番のミートソース。
1頭大きく遅れているのがキタノオドリコ、もう1頭の牝馬です。これは驚きました。最後方を決め込んでのレースでしょうか、直線でどれだけ追い込んでくるのか見ものです。

実況: 前に戻りましょう。先頭に立っているのはタケファルコです。好スタートを見せたキングオブザスカイはかなり前に先頭から脱落した模様。結果タケファルコのリードが5馬身ほどと大きくなりました。
2番手にはエアバードです。今日も猛然とダッシュを決め先行する作戦。1年ぶりのジャパンカップ制覇を狙います。おっと、快調に見えたエアバードですが、外から1頭並びかけてきました。14番のアンアンアンです。しかし抜けようかというところでちょっと待ったといった感じで急ブレーキ。
さらにカノッサルビーもいつの間にか上がってきて、4番手に浮上しています。このまま先頭を早めに奪ってしまうのか?同じようにスルスルとアワヤノバメンッも上がってきました。

実況: クルピエフィアーもこのあたりで前に続いて進出開始。アルゼンチン共和国杯に次いでポンポンと連勝してしまうのか。これに交わされてしまったのがゼロスグランシップ。そしてもう1頭、キングオブザスカイがこんなところにいました。先ほどまでの先頭がアッという間にこの位置。しかもこのあたりでスピードを上げる様子もなく、まだ下がっていきそうな予感。
ファントムリターンがその2馬身ほど後方。どうしたのか?上がっていく様子もなく、今日は先行押し切り作戦ではないのか?それともできないのか?一旦引き離したはずのフレイムがここに来てまたファントムリターンに接近して並んできます。いや交わしていくのか?どうもいつものファントムリターンの競馬ではない様子に見えます。果たして大丈夫なのか?

実況: ウィンドオブターフは中団のまま。こちらも今日は控える形となりました。そこから3馬身と大きく離れていますがモッチーファイターが早めに押し上げてきました。そして混戦となっている前の集団の後ろへ取り付きます。
さらにその後ろも離れてしまいました。ムーンクラフトが内でジッと我慢しています。この距離を克服できればミドラーとしてだけではなく、ステイヤーとしての地位も上がるというもの。完璧な形を目指します。先ほどからこれに並んでいるのがキンシンハイゴウ。
その外から早めの捲くりなんでしょうか、キタノオドリコが迫ってきました。エリザベス女王杯の連覇こそなりませんでしたが今度は牡馬相手。宝塚記念に続く大レース制覇、しかも牝馬としてそれを成し遂げることができるでしょうか。

実況: キタノオドリコの後を追うようにしてこちらも行きました、アンソニジュニアです。この馬場を考慮してなのか、早めに捕まえに行く作戦のようです。さらにその2馬身後ろから同じようにして上がっていくのがサルジャスティス。馬場のいい外目をあえて選んで動いていきました。
これで全馬ではありません、もう1頭、5馬身から6馬身後ろにいるのはミートソース。ズルズルと最後方まで下がってしまいました。同じ左回りの新潟で見せた豪脚がこの東京競馬場でも見ることができるのでしょうか。
1000mの標識を通過して俄然後方集団に動きが出てきた感じ。しかし先頭もまだ大逃げ状態。タケファルコのリードが5馬身と広がりました。このまま逃げ込みを図れるのでしょうか。

実況: この大逃げで場内にどよめきが起こった直後、いーっきに動きが出ました。2番手につけていたアワヤノバメンッがここで差を詰めてきました。タケファルコのペースがわずかに落ちてきたのか、それとも息を入れたのか、5馬身あったリードがみるみると無くなって参りました。これにはまた違った歓声が場内から聞こえてきました。
その後ろはゼロスグランシップとここまで急浮上してきたフレイムがさらに追いかけます。そして不気味にジッと動くことのなかったカノッサルビーがここで仕掛けて、各馬が外へ外へとだすところ、あえて内に入って最短距離を狙う作戦!
さらにキングオブザスカイが大外をぶん回すかのようにして上がってきた!なんとなんとキングオブザスカイが早くも息を吹き返してきたゾ!エアバードが内にいましたがそれも難なく交わして行く!意外な作戦だが巻き返しが強烈!最後まで持つのか?

実況: クルピエフィアーは周りの動きを見過ごしている感じ、まだ動きません。その外から続々と各馬が上がって、クルピエフィアーは下がっていく一方か。ウィンドオブターフが鞍上の大きなアクションに応えてまず行きました。モッチーファイターもやや離れていますがその後ろを追走。さらにアンアンアン、キタノオドリコの牝馬2頭も行ったぞ!ムーンクラフトも前の動きには遅れましたがようやく進出を開始しました。
あとその後ろは離れたまま。さすがに馬場悪化で追い上げに苦労しているのか?しかも人気どころがかたまっている!サルジャスティスにアンソニジュニア。いつもならば差を詰めているはずだが後方でもがいている様子。さらにファントムリターンもまだ動けない!どうした?完全に黄信号が点滅か?そして今度はミートソースが最後方から脱出して、替って下がったのがキンシンハイゴウ。

実況: そうこうしているうちに早くも直線に差し掛かりました。タケファルコがまだ頑張っていましたが、さすがにこれだけ突っつかれては苦しい!アワヤノバメンッがここで満を持して交わしに出た行きますが、これについていけない!アワヤノバメンッがここで先頭に踊り出た!
さらにその後ろからはカノッサルビーがグングンとやってくる!これについていくのがフレイム!離されないようにと必死に喰らい突いている!この2頭が前の2頭よりも脚色がいいのはあきらか!馬場の悪いであろう内埒ち沿いを上がって、さぁいつこれを捕らえるのか!
エアバードにゼロスグランシップもなんとか粘り込みを図る!こちらも決して脚が止まっている訳ではない!しっかりと伸びてきている!

実況: 外からいい感じで上がってきているのはウィンドオブターフ!唯一この馬だけか?キングオブザスカイはやはり変則ペースが堪えたか?こちらは脚が上がってしまっている!
おおっと!外からアンアンアンが突っ込んできた!アンアンアンが馬場をものともせずにグングン詰め寄ってくる!並んでいたキタノオドリコもやってくる!さぁ牝馬2頭が牡馬に襲い掛かってくる!
さらにクルピエフィアーとムーンクラフトの3枠2頭もジリジリながら馬場の真ん中あたりを上がってくる!さぁ残りは200mとなった!

実況: アワヤノバメンッが先頭!追っていたカノッサルビーだが脚が止まってしまったか?3馬身差からななかな詰め寄ってこれない!同じく並んでいたフレイムもバタバタ!伸びあぐねている!
息を吹き返してきたのはエアバードだ!エアバードが前の2頭を交わして2番手に上がってくる!さらに外からウィンドオブターフが怒涛の追い込み!ウィンドオブターフが馬場をものともせず駆け上がってくる!さらにアンアンアンも突っ込んでオレンジの帽子2頭の脚色が目立つ!
キタノオドリコとゼロスグランシップは後退。おっと、下がったかに見えたタケファルコもエアバードの後ろで必死に粘っている!サルジャスティスとムーンクラフトはさらにその後ろか?

実況: アワヤノバメンッ!頑張ったがここまでか?外からウィンドオブターフがあっさり交わして先頭だ!さぁ残り100mを切って、いよいよ3連覇が見えてきた!
アンアンアンも必死に追うがその差は縮まるどころか開く一方だ!ウィンドオブターフだ!強い!強い!リードをどんどん広げていく!
注目は2番手争いか?アワヤノバメンッがまだ頑張っていますが、外からなんとかアンアンアンが交わしそうなところまでやってきた!さらに内からしぶとく盛り返してきているのはエアバード、さらにタケファルコも見えてきた!
場内からは割れんばかりの大歓声!ウィンドオブターフが堂々の先頭だ!もう誰も追ってはこない!前人未到の3連覇だ!今、楽々とゴールイン!スタンドに向かってガッツポーズが飛び出した!
2番手は微妙。アワヤノバメンッにアンアンアンが追いついたか?エアバードは届かず4着。そしてその後ろはやや開いてタケファルコにこの馬もジリジリと迫ってきていましたフレイムです。カノッサルビーはどうやらその後ろか。

実況: まだ場内のどよめきは収まりません。ウィンドオブターフが楽勝。しかもこのレース3連覇達成、そして4回目の制覇という大偉業を達成しました。
私もまだ興奮が収まらないところではありますが、ここでマイクをお返しします。

アナ: まさに堂々と、そして完膚無きまでの勝利でしたね。今までで一番強い勝ち方だったんじゃないですか?ウィンドオブターフは?

大壷: ですね、結果馬場を考慮しないなんて言いましたが他の馬があれだけ梃子摺っているのを見ますと、この馬は適正が高かったと言わざるをえないですね。
しかし毎年言っていると思いますがこの馬にはこの東京コースの2400mという距離は過酷過ぎだと思うんですが、それを克服してしまうんですよね。今日は差したというよりも最後まで自分のペースを落とさずいけた、まさにスタミナレースに自分から動いて勝ったという非常にレベルの高いレースになったと思います。他に何も言うことはありません、とにかく強すぎ!それだけです。

アナ: そうですね。まだ着順は確定していませんが2着とは4馬身差の圧勝だったようです。
さて敗れたアンアンアンですが、こちらは健闘ですか?

大壷: 牡馬相手にここまでやるとは正直びっくりですね。まぁステイヤーズステークスを勝つような馬ですから、今日のようなスタミナ勝負になってくれたことは良い誤算となったのではないでしょうか。惜しかったのは道中でちょっと引っ掛かったのか、そこで抑え込んでしまってから再びエンジン始動までに時間を要してしまったことですね。これがなければもうちょっと接戦まで持ち込めていたかもしれません。

アナ: 確定がランプが点りました。
1着は15番ウィンドオブターフ。勝ち時計は2分25秒4。
2着は14番アンアンアンで4馬身。
3着は3番のアワヤノバメンッ。着差は1/2馬身。
4着は1番のエアバードで1馬身。
5着は13番のタケファルコと17番のフレイムの同着で2.1/2馬身。
以上のように確定しました。

大壷: ジャパンカップといえばエアバードも忘れてはいけません。4着に終わりましたが驚異的とも言える粘りを見せてくれましたね。いつもそうなんですが序盤でちょっと張り合ってしまうんですね、これが無ければ面白かったんでしょうが。
それ以上に健闘したのはアワヤノバメンッでした。その名の通り、残り200mまで先頭を守り大金星かとも思いましたが、さすがにそれは許してくれませんでしたね。この3着というのは自信になるでしょうし、小回りになる有馬記念は伏兵として注意したいですね。

アナ: 大壷さんが注目していたファントムリターンとカノッサルビーの2頭はいかがでしたか?

大壷: ファントムリターンは評価のしようがないといった感じです。馬場が悪かったせいでしょうか、最初から最後まで行きっぷりが悪く、これではどうしようもないですね。前に行ってこその馬ですから、馬場だけではなくこういった展開になると脆さを見せるのかもしれません。
カノッサルビーの方は最後に止まってしまいましたが、これは明らかに敗因を距離に求めてもいいのではないでしょうか。となると有馬記念は何か作戦を立ててこないと現状のままでは厳しいかもしれませんね。

アナ: はい、大壷さんありがとうございました。
秋のGI戦線第5弾・ジャパンカップターフは昨年、一昨年のこのレースの覇者・ウィンドオブターフが、直線で文句無く抜け出し前人未到の3連覇を達成しました。関係者の皆様、おめでとうございます。
以上でCRAの中継を終わります。来週は中京競馬場よりGIIのCBC賞をお送りしますのでこちらもお楽しみに。それではさようならー。

第7回ジャパンカップ(GI)
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Results 結果



馬名 馬主 得点 タイム 着差
1 715ウィンドオブターフ疾風怒濤さん1252.25.4 
2 714アンアンアン ハッピーさん1212.26.04馬身
3 23 アワヤノバメンッ 逃げ馬さん120.52.26.11/2馬身
以上3頭は有馬記念への優先出走権を獲得
4 11 エアバード 梟博士さん119.52.26.21馬身
5 713タケファルコ タケシさん1172.26.52.1/2馬身
5 817フレイム ファウストさん1172.26.55着同着
7 47 カノッサルビー Genuさん116.52.26.61/2馬身
8 611キタノオドリコ かずやさん1162.26.71/2馬身
9 612ゼロスグランシップzerosさん114.52.26.91.1/2馬身
1012 サルジャスティス ラッツーさん113.52.27.01馬身
1135 ムーンクラフト ディーン・ム−ンさん1132.27.11/2馬身
12818キンシンハイゴウ なおやんさん111.52.27.31.1/2馬身
1336 クルピエフィアー クルピエさん1112.27.41/2馬身
13816ファントムリターンイナテツさん1112.27.413着同着
15510アンソニジュニア あんそにさん109.52.27.61.1/2馬身
1648 ミートソース まぐっちさん107.52.27.82馬身
1759 モッチーファイター常勝赤鯱軍団さん106.52.28.01馬身
1824 キングオブザスカイクライシスさん101.52.28.75馬身
 第7回ジャパンカップ(GI) 優勝 
ウィンドオブターフ(通算 53戦9勝)
黒鹿毛 :ナリタブライアン
:ボルジア
性別:牡 毛色:黒鹿毛
脚質:差し 距離:ミドラー
適性:芝◎ ダート△
疾風怒濤さん
単勝 15720円
複勝1着15240円
2着14370円
3着 330円
枠連  7− 7 1560円
馬連 14−15 6480円