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第53回朝日杯フューチュリティステークス(GI)
2001年12月9日 中山5回4日 11R
2歳・オープン(指定)牡・セ(定量)
芝・外 1600m Aコース 16頭立て
◎はヤマノブリザード。これが中央入り初戦となるが公営所属時にクローバー賞、そして札幌2歳Sと芝は2勝。ダートでも3勝を挙げておりこの時季にこれだけの経験をしていることは大きなアドバンテージになる。札幌2歳Sでは出遅れながらも直線で狭いところを抜けてきており、かなり勝負根性の持ち主。これに追える騎手、ファロンが乗るのだからどんな流れになっても直線は突っ込んできそうだ。 ○はシベリアンメドウ。こちらも完成度が高い馬。初芝となった前走だが不良馬場での勝利なだけにそれほど評価が上がってこない。しかし折り合い、そして直線での伸びは見事で着差以上に2着馬と開きがあったように見えた。パワー型というのは確かだがスピードは無いという訳ではないだろう。その力を出し切る舞台がまだ無かっただけ。どちらかというと不安は距離だがあれだけキッチリ折り合った前走を見ると1ハロンくらいなら克服しそうだ。 ▲はホーマンウィナー。前述のシベリアンメドウと前走で交えたがこちらは道悪の適正の無さを見せただけの一戦だった。良馬場の芝なら4戦1勝、2着1回、3着1回と取りこぼしが少ない馬。切れはそれほどないタイプなだけにデイリー杯が理想の競馬。辺に控えることが無ければ。 △はイチロースワン。スピードだけならこの中でも1・2を争う。その有り余るスピードのためか前走は折り合いがつかたかったが1ハロン短縮でなんとかならないか。 ×は良馬場で見直したい1頭ダイワファルコンと、新潟デビューの期待を込めてバランスオブゲーム。
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堅いGIの代名詞。この10年で連外しの一番人気はクリスザブレイヴのみ。しかもレース中の故障が原因であるのだからまともに走ったらどうなっていたははわからない。このレースに関しては「前走1着馬以外はめったに連絡みしない」というかなり有用性の高いデータがあり、これを有効活用してあぶりだしてみようと思っている。 一番人気濃厚なアドマイヤドンを素直に◎なのだが、単勝に妙味はまるでない。過去のこのレースの勝馬をチェックすると、93年エルウェーウインから昨年メジロベイリーまで「父が海外種牡馬もしくはヘイルトゥリーズン系の種牡馬」である馬が勝っている。ドンの父ティンバーカントリーはミスプロ系。このデータに挑んだ内国産一番人気馬は前述クリスとレジェンドハンター。両方とも1着はなかったのだからドンは2着までの「大崩れしない軸馬」としてとらえるべき。 では勝つ候補、となるのだが前述のデータから前走1着馬。連対まで広げても最低2着は確保していなくてはダメである。あと、ヘイルトゥリーズン系か外国馬を父に持つ馬。馬体が本当にギリギリに仕上がっていたロイヤルマイルの回避は非常に残念だが残った馬から候補を探す。 ○カフェボストニアン。父の距離適性からして1200よりも1600のほうがよさそう。松山厩舎久々のGIもありえるのではないか。乗りに乗っている「カフェ」冠名というのも好材料。 ▲ファストタテヤマ。前走は人気薄での勝利だが、中間間隔をあけたことが好印象。昨年のメイショウドウサンより上にいてくれれば。 △にデータからは外れるが買いたい馬を2頭。バランスオブゲームはノーザンダンサー系だが薗部氏の持ち馬。ということはあの大川慶次郎氏のお眼鏡にかなって買われた馬なのかもしれない。またこの馬を薗部氏と競っていたのはあの岡田繁幸氏。しかも岡田氏のミスで落札し損ねたというのであればラフィアンサイドとしても欲しい1頭だったのであろう。確かに馬体は見栄えがする。休養明けであるがむしろ好材料かもしれない。調教も悪くなく一気の勝ちまである。 ヤマノブリザードは前走が案外だったがダートと芝の違いを考慮すると悲観には至らない。マイネヴィータが先週好走したことでこの馬にも一定の評価はあるだろう。ファロン騎乗も好材料。 迷って切ったのはゲイリーファントム。いい要素が揃って勝ちそうなんだけど郷原が・・・
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結構混戦模様ですね。重賞含めて3戦以上連勝してきている馬も少なければ、逆に新馬を勝ったばかりの未知数の馬も少ない。ここはそんなに手広く印を付けず、来年に向けての有力馬探しの感じで予想。基本スタンスとしては○外と強い内国産の対決構図を踏まえている。 ◎はヤマノブリザード。例年なら札幌2歳Sはスロー展開なのだが今年は非常に厳しい流れになり、ここを勝った馬はマイルという展開が厳しくなりがちなレースでは中距離実績経験とともに非常に+の要素になる。先週の阪神2歳でもマイネヴィータがなかなか良い走りを見せているし、鞍上もファロンに乗り替わり数段パワーアップで、ここは自信の本命。 ○はカフェボストニアン。数頭いるうちの○外のなかでは最もここで買っていきたい感じがした。まず第一に福島は混戦のレースが多く結構レベルが高い。少なくとも京都や東京でタルい競馬をしてきた馬よりは、小回りの中山では有力である。福島が”プチ中山”と呼ばれるのは伊達ではない。特に差して勝っているというのも魅力的。 ▲にホーマンウイナー。この馬は個人的には現2歳最強のシルバーメダリストという印象。勝ちきれないが堅実に走っている。トウカイテイオー産駒なので距離短縮の前走は度外視して構わないし、距離延長になる今回はむしろ格好の狙い。ただしGIになった途端に通用しなくなるタイプかもしれないので、あくまで▲。 他に人気になりそうな馬では、アドマイヤドン、アグネスソニック、ファストタテヤマなどいるが、まずAドンは父ティンバーカントリーが中山マイルのGIを勝てるとは思えない(そんなに根性がない)、アグネスソニックは前走の距離で精一杯の印象があり、ファストタテヤマは一発が嵌っただけの印象が強い(ムーンライトタンゴと同じ)といった理由でそれぞれ切った。
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千二でカロスキューマを相手に逃げ勝ったゲイリーファントムがおそらくハナ。ペースとしては平均ペースか。ただ、中山コースなのでスタミナも要求される。 ◎はアドマイヤドン。ティンバーカントリー産駒として最高傑作になりそうな良血馬。素質の面でもデビュー2戦目ながら京都2歳Sで古馬準OPあるいはOP並のタイムで楽勝し、ズバ抜けて光っている。不安材料としては若さだけなのだが、それは他の同じ2歳馬にも言えることなので問題点にもならず。 ○はヤマノブリザード。バブルガムフェロー以来の期待の藤沢厩舎の馬。札幌2歳Sでは出遅れたもののきっちりマイネヴィータらを差し切って勝ち、クローバー賞でも後の重賞2着馬2頭、アグネスソニックとマチカネアカツキを完封している。鞍上も先週の阪神JFでアローキャリーを2着に逃げ粘らせた世界の豪腕ファロンで期待膨らむ。 ▲アグネスソニック。前走京王杯では不良馬場ながら鋭く伸びてきた馬。良馬場なら、不良で粘って押し切って勝ったシベリアンメドウよりもこちらに目移りしてしまう。クローバー賞ではヤマノブリザードに破られてはいるがそのときは斤量1K重いものであり、この馬なりにも成長もあるし逆転の余地もある。食い下がり注意の評価。
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