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第71回東京優駿(日本ダービー)(GI)
2004年5月30日 東京3回4日 10R
3歳・オープン(指定)定量
芝 2400m Cコース フルゲート18頭
◎はキングカメハメハ。とにかく強かったNHKマイルC。懸念されるのはそこからの反動だが、レース自体は直線はほぼ持ったままの楽勝でのものでそれほど疲れは残っていないとみた。さらに中間も軽めではないがオーバーワークにはならないような仕上がりで前走の状態を維持し、さらに距離を見据えての造りにしてきた。その距離についてだが折り合いには不安はなく、また2200mとはいえ皐月賞組よりも長い距離経験も心強い。変に内を狙うよりももまれない外外、タニノギムレットが勝ったようなレースを期待したい。 ○はコスモバルク。皐月賞の仕上がりも良かったが、この中間は一度輸送で減った体重を元に戻してから、さらに鍛えるべくハードな調教をこなしてきた。それでいてプラス体重で出れそうなのだというからやはりこの馬は並みの馬ではない。皐月賞は結局大外枠に泣いた格好だが、それでも上り時計は勝ち馬よりも誰よりも速かった。ただそこで得たもの・折り合いに不安がなくなったのは好材料でこれなら距離延長もこなせそうだ。 ▲はマイネルマクロス。皐月賞でも期待した1頭だったが、それはスタートして一瞬にして崩れ去った。そう出遅れてしまい、まったくこの馬の持ち味が出ないまま終わってしまった。無理にでもハナを主張しても良かったのではと今でも悔やまれるが、今度こそそういうことはないだろう。距離うんぬんというよりも簡単にはバテないのがこの馬。1月の京成杯ではキングカメハメハを抑えて2着の競馬もあり、とにもかくにも逃げて自分のレースが出来ること、これがすべてだ。 △はダイワメジャー。確かに皐月賞は綺麗に決まりすぎたともいえる。懸念された折り合いもまったく問題なく、さらにうまく内に入ることもできて、この馬のポテンシャルをすべて引き出した結果だった。再び試練の初ものづくし、初めての東京ということで初左回り、そして初距離となるが、コース慣れはスクーリングを行ったとのことでこれで幾分か解消したとみたい。距離も前走同様の折り合いがつく走りができれば問題はないはず。再びデムーロの手腕で2年連続2冠馬誕生となるか。 ×は3頭。マイネルブルック。きさらぎ賞で見せた、まるで図ったような長くつかえる末脚は東京コース向き。あとはハイアーゲームとホオキパウェーブの青葉賞組2頭。勝った前者ばかり注目されているが、東京コースとの相性も良く、一度叩いた効果も期待したい。
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コスモバルクに勝って欲しい。これは偽らざる気持ちだ。という次第で、今回はあえてコスモバルクの単勝馬券、馬単馬券は買わない。バルクが勝ったら、それはすがすがしい気持ちになるので。 というわけで、コスモバルクは▲。なんとかして欲しい。 さて。コスモバルク以外の馬について触れよう。まず、キングカメハメハは「たとえこの馬が勝って馬券を取っても嬉しくない」という理由で無印。NHKマイルカップからの距離延長というのはどう考えてもマイナス。あの末脚はマイルだからこそ出せるもので、今回はあれほどの力は発揮できないだろうし、引っかかる可能性すらある。 皐月賞馬ダイワメジャーは、血統から無印。東京2400をSS×NTが勝つことはないと考えたい。詳しくは省くが、距離、コース、全てにおいてむかないと考えられる。ポテンシャルは相当なものがあるだろうが、やはり買いにくい。 というわけで。◎ハイアーゲーム。青葉賞の勝ち方が良かった。そして、最近の青葉賞の中でメンバーという点では最高クラス。相対的なレベルは高く、皐月賞に引けを取らないはずだ。そして、左回りに強い大久保洋厩舎。弥生賞のようなポカはないと信じたい。 ○ピサノクウカイ。これも左回りスイッチが効果を発揮したのではないだろうか。相手なりに走るが勝ちきれない馬なので、相手が強くなることは問題ない。ただ、アタマまではないだろう。ワイドのお供に。 ▲前述コスモバルク。この馬が先頭ゴールすることの祈っている。 △マイネルデュプレ。正直勝つまではどうかと思うが、2着や3着ならありえる。 というわけで、シルシはこの4頭。勝負馬券はワイド。キングカメハメハを警戒してのリスクヘッジだ。
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まずは皐月賞検証から。タイムの速い皐月賞といえば、ノーリーズンが勝った年を思い出すが、この年は馬場があまりにも良くてマイラー寄りの決着になった。今年もしかり、マイルまでしか勝てないと言われたサンデー×ノーザンテースト配合のダイワメジャーの勝因はそこにあるだろう。府中2400m、まして不良確実となれば、皐月賞組の評価は下げざるを得ない。例年強い皐月賞組だが、今年だけは軽視。 となると評価をあげるのは各トライアルだが、中でも東京のNHKマイルCと青葉賞を評価する。勝ち馬はいずれも東京ならではの強い勝ち方だった。 次にオークス検証、勝ち馬はサンデー×母父スタミナ型の馬で東京コースで高いパフォーマンスを見せていた、これはダービーでも要注意。2着エンドスイープだが、これはスローの切れ味勝負という展開面の利が大きく、もう少し厳しい流れになるダービーには当てはまらない。 以上より◎ハイアーゲーム、東京コース4戦3勝2着1回というコースへの適性、サンデー産駒で母父がスタミナのあるリボー系の馬で、青葉賞のパフォーマンスと来れば、今年はこの馬以外にいない。唯一の不安は鞍上。 ○は唯一皐月賞直行からコスモバルク、母父トウショウボーイとは言え、距離はまず問題ないだろう、そして何よりハイアーゲームに3戦3勝。距離適性と展開の利を考えて印を落としているが、消すことはできない。弥生賞勝ちで皐月賞を展開で惜敗というのも昔のダービー馬のパターン。問題は重馬場になったときの適性。 ▲キングカメハメハ、同じくNHKマイルCのパフォーマンスは圧巻。2000mを中心に実績を上げ、中でも2200mのすみれS勝ちが非常に心強い。ただし、新聞誌上であるように「エルコンと同じキングマンボ産駒」はデマ。エルコンは母父サドラーズウェルズでスタミナもあるが、こちらはラストタイクーンでマイル血統。距離不安は残る。ただし重になれば適性は抜群のはず。 △コスモサンビームはNHKマイルCの予想で「NHKマイルCで買い、ダービーで消し」と言ってしまったが、朝日杯勝ち馬で東京重勝勝ちありを考えると、今まで本命を打ってきた者として消せない。 人気で消せるのはハーツクライ、同配合のグローリアスデイズがトライアル好走によりオークスで穴人気となり惨敗したのはご承知のとおり、そもそも京都新聞杯のレベル自体が疑問。秋の菊花賞では侮れないが、ここではいらないだろう。
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