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第66回皐月賞(GI)
2006年04月16日 中山3回8日 11R
3歳・オープン(指定)定量
芝・内 2000m Bコース 18頭立て
◎はフサイチジャンク。前走は稍重の馬場ながら、図ったように差し切って4連勝。ややもたもたするところもあるが終わってみれば最後は抜け出していました、というような僅差勝ちが多く、大勝ちこそないが、自在性のある安定した走りを見せてくれる。それは馬場、コースにも柔軟に対応するということで、今回も初コース、しかも雨予報となってもまったく心配はいらないだろう。相手強化はされるが、内外見れる絶好枠に入り、またまた相手なりに走ってくれることを期待。 ○はアドマイヤムーン。この世代で突出した感じはしないが、いわゆるクラシックに繋がると言われているレースで全て連対を果たしてきているのだから、現時点では最上位にいるのは間違いないのだろう。また鞍上が豊富な持ち馬の中からこの馬を選んできたことも評価を上げている。ただ今回は外枠に入り、あきらかに外差しを狙ってくると思われるが、雨が降ってきた場合、その脚が不発に終わる可能性もありそうで ▲はフサイチリシャール。フサイチ軍団でも大将格はこちらの方。前走は突如の沸いてきたような一戦となったが、これはあくまで叩き台というよりも差し脚を図ったためではないか。結局それで貯めてもそれほど切れないと分かった、ある意味重要な戦いだったのでは。で今回は絶好の1枠1番に入り、逃げは他の馬に譲るかもしれないが、意図的に控えてという競馬はしないだろう。その方が結果がついてきているのは分かったのだから。さらに前走は皐月賞が一番の目標として捉えてダービーよりもこちらに重点を置いたための一戦になったのではないだろうか。 △はショウナンタキオン。馬場が緩んでくればこの馬にチャンス到来。新潟2歳Sでは重馬場をものともせず豪快に直線を上がってきた。それだけに雨が降ればプラスに働きそう。 ×はメイショウサムソン。並んだらしぶとさを発揮する馬でこういう混戦レースにはうってつけ存在。さらに一度使って変わり身が期待できそうなサクラメガワンダーも×に。
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幾度となく書いてきたが、今年の牡馬クラシックのレベルはかなり高い。強い馬がいるというだけでなく、全体の層が厚い。ディープインパクトしかいなかった世代(天皇賞でもディープ以外の4歳は全部消すと思う)とは大違いであり、来年以降の中核となる馬がごろごろいるのであろう。ただ、この手の世代ではいわゆる「古馬になってからの上り馬」が出にくく、クラシック時の力関係が崩れることはあまりない。つまるところ、今後を考える意味でも、クラシックロードは重要ということだ。 最近馬券不調、どうせ不調ならば書きたいことを書く、というわけで全頭分析。 まず1番人気アドマイヤムーンから。 マイラーズCを見るまでは△でいいかなと思っていた。ただ、このレースでダンスを2着に「持ってきた」武豊が冴えていることが明らかになったので○に評価を上げる。日曜日の武豊の騎乗予定を見ると、皐月賞前に行われる芝のレースすべてに騎乗。おそらくそこでコンディションをチェックするのであろう。フサイチジャンク岩田、サクラメガワンダー内田博にも同じことが言えるはずなのだが、いい馬場を読むこと、そしてそこをうまく通すことでは世界トップクラスの手腕を持つ武豊にはかなわない。本当に久しぶりとなる非ロイヤルチャージャー系の皐月賞馬誕生なるか、注目だ。ただ、先週同様、何かの強襲はあってもおかしくはないと踏んでいるし、「なぜアドマイヤメインが出てこないのか」の謎が解けない。ムーンを勝たせるならメインをラビットに使うことも出来るはずなのに。ムーンは2000が限界でメインがダービーを狙えるから?先生が中山を使いたがらないだけ?あくまで憶測だが。 残りは内枠から。1番フサイチリシャール。なぜスプリングSを使ったのか。この厩舎は使いつつ仕上げていくタイプの厩舎。仕上げも今回は一番よく、本気で取りにいっているはず。馬場が悪化すれば枠の内外は関係ない、むしろすんなり前にいける内枠が有利になるだろう。大方の予想はハイペースだが、そこまで早くならないならばこの馬にも十分勝機あり。 2番ドリームパスポート。中山GJの高田の騎乗にはがっかり。「障害の武豊」といわれていたころの積極果敢な姿勢はどこへやら。ぜひともリベンジしてほしいところだが、実績があまりに京都に集中しすぎ。この手の追い込む馬は高田騎手には合わないと思うし、相性の悪いトニービンの血まで入ってる。消す。 3番ナイアガラ。すみれS勝ちは評価したいところ。ファンタスティックライトでは後述ジャリスコも買いたいのだが、馬場悪化で面白いのはむしろこちらか。ただアタマまではどうか。 4番キャプテンベガ。兄アドマイヤベガが敗れたこのレース。残念ながらこの馬にもプラスになる面がない。ここでいい競馬をして見せ場を作れれば、ダービーでは本命だ。 5番メイショウサムソン。トライアルがフロックだとは思わない。だが、今回はフサイチリシャールが前走と違って前に行くはず。前走の再現とはいかない。消し。 6番フサイチジャンク。まだ底を見せていないし、新馬(けっこうレベル高いレースだった)でコース経験もあり、兄は皐月賞2着。魅力と不安がたくさんあるが、押し切ってもおかしくない馬ではある。重馬場に味を殺されるとどこにもいなくなるだろう。 7番ショウナンタキオン。強い馬だとは思うが・・・。後方一気にかけて3着までか。 8番ダイアモンドヘッド。仕上がりがまだまだ。狙うのは次。 9番ゴウゴウキリシマ。距離不安があるので厳しい。ただ、フサイチリシャールの命運を握るのがこの馬であろう。その意味では注目。 10番トウショウシロッコ。力が足りないであろうから消し。 11番ステキシンスケクン。血統的に距離に不安あり。ここでは厳しい。 12番サクラメガワンダー。このレースに相性がいいロベルト系は今年はこの馬のみ。内田博騎手がテン乗りなのが難だが、少なくとも弥生賞よりは仕上がっている。あとは、厩舎の経験不足が出なければいいのだが。同じ若手でも、池江寿先生や角居先生(そういえば元松田国厩舎だから同門か。)とは少し水があいた感があるので。 13番インテレット。前走2着だが、さすがにここでは厳しいだろう。騎手だけでは買えない。 14番スーパーホーネーット。明らかに距離が長い。だが、ここを使って惨敗でもNHKマイルで見直せる。ただ、先生はダービー出したいだろうね、たとえ勝負にならないのがわかっていても・・。 16番ジャリスコライト。悲しいかな、中山のレースが合わない。京成杯は勝ったが、あれはレベルの低いレース。今回は休み明けということもあり、あくまでダービーへ向けてのステップだろう。 17番ディープエアー。ここではかなり見劣りする。タイキシャトルの割に距離は持つようだが、それでも厳しい。 18番ニシノアンサー。正直言ってここではレベルが足りない。 まとめ。 ◎フサイチリシャール ○アドマイヤムーン ▲サクラメガワンダー △ナイアガラ △フサイチジャンク アドマイヤムーンは2着までの可能性があり、買い方は変則的に。
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いざ本番を迎えてみますと、春先に行っていた「朝日杯の上位とたんぱ杯の1、2着が抜けている」見解で合っているという気がしています。これにトライアルの成績を考えると、勝負になる馬は5、6頭に絞られるかと思います。 また、例年皐月賞の週は馬場がめっぽう速くて、近年はマイルにも実績のあるようなスピードの豊な馬が好走していますが、今年は雨の影響もあって土曜の馬場はそれほど速くありません。土曜の6R、9Rにマイル戦があるのですが先行型のサンデー産駒が快勝しているようにスピード+パワーの馬場で、時計の速い9Rの方で1分34秒9ですので、皐月賞の決着タイムは1分59秒後半〜2分00秒後半くらいになるはず。となれば流石にマイルベストの馬ではキツくなってくるでしょう。 勝負になる馬と思うのは、内からフサイチリシャール、メイショウサムソン、フサイチジャンク、サクラメガワンダー、アドマイヤムーン、ジャリスコライトの6頭、この中から印をしぼっていきます。 ◎ジャリスコライト、休み明けぶっつけという大きな不安があり、藤沢調教師が枠を不安視しているなど、マイナス面が多くある馬なのですが。朝日杯ではマイル戦での勝負所の反応で1、2着に負けたという感じ、京成杯は弱い相手ながら8分で楽勝という感じでした。確かに府中コースの方が競馬をしやすそうなので、余程のことがない限りダービーでも買いなのですが、前に行ける馬なので、逆算するとダービーで買えるなら皐月賞でも買いになると思い、多少のマイナスには目をつぶってここに本命をうちました。 ○アドマイヤムーン、実績と鞍上から考えれば1番人気とはいえ、評価は低いところ、血統的なことから堅実性はともかく厳しい展開になる本番での爆発力を疑問視されているのだとしたら積極的に買っていきたいところ。ただここまで先行して勝ったことがないのは大きな不安。皐月賞的には枠順はベストで、勝負所の反応も鋭いので差し競馬でもそれほどのマイナスではないと思いますが、頭鉄板までとは確かに言いづらい馬かもしれません。 ▲サクラメガワンダーは、切れる馬ながら、あまり長く脚を使えないのはグラスワンダーの産駒にありがちな特徴。前走は早めにマクっていって最後に失速していましたので、今回は鞍上も中山要注意の内田博に替わり、何らかの策を講じてくると思いたいところです。アドマイヤムーンに勝ったことがある唯一の馬だけにMAXの実力はあると思いますので、ハマれば頭もあり、不発なら2ケタ着順もありという感じかと。 △フサイチリシャールは父クロフネに似たタイプの馬で先行してのスピードと粘り腰にはすばらしいものがありますが、切れる脚を使えません。前走はタメて最後には伸びたもののメイショウサムソンを交わせませんでした。なので本番では最内枠ということもあり、おそらくハナを叩いてくるものと思われます。例年の馬場なら本命視しても良かったのですが、今年の馬場では逃げ切りは辛いように思え、また逃げた共同通信杯でアドマイヤムーンに交わされたのも割と決定的な差であったと思いますので、この馬は抑え評価まで。 メイショウサムソンは前走ハナをとって勝ち、過去に皐月賞馬を出している父の産駒ですが、速い時計をもっていないのと、1800mしか実績がないのが不安要素です。今の馬場だと怖い存在でもありますが、リシャール同様切れる脚が使えないので、今回はリシャールより下の着順と考えれば、無印でいいでしょう。 フサイチジャンクは皐月賞に絶対の実績をもつサンデーの産駒では今年唯一勝負になりそうな馬ですが、ここまで重賞も使わず、弱い相手にどうにか勝ってきたという印象は拭えません。割と前々で競馬できるのは魅力ですが、ここは無印です。
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